IoTって、結局は手段であって、目的ではない。
良く言われることですよね。
でも業界は手段に走ってますよね。
そうしないと、物が売れないから。
そっちのほうが、分かりやすいから。
今でこそIoTというワードで表現しますが、
昔からやってきたんですよね、この程度のこと。
データを、
取って、
溜めて、
解析して、
次へ活かす。
本当の意味で、出来てたかどうかは別として。
今更なのは、ただ単に、
インフラが良くなった。
マシンパワーが上がった。
これらがローコストになった。
外人がやるって言ってる。
その程度のオマケが付いただけのこと。
確かにAIというナウいキーワードがあるけれど、
これがIoTなのではない。
IoTの先にある、便利なツール。
その前に、やることは沢山あるはず。
AI使って、自律する設備になれば良いのでしょうが、
そこまで必要か?
そこまで行けるのか?
ここらへんは賛否あると思いますが、
今のところ、私なら、
AIのことは、一旦忘れる。
その前に、やるべきことをやる。
インダストリー4.0とか、
インダストリアルインターネットとか、
日本では、多分合わない。
文化が違い過ぎる。
プラットフォームの統一とは言っても、
サプライチェーンの情報共有とは言っても、
大企業とベンチャーが手を組むと言っても、
できないですよね、結局。
競合他社と手を組んで、
新たな価値を創造しよう、
なんて、
できないですよね。
日本的なビジネスモデルがないものか、
考えさせられる一日でした。
ちなみに、ここに書いたことは午前の部。
午後の部はデバイスやらのハード周りの説明。
PLCも出てきた。
ラズパイも出てきた。
もともと知ってるから、
ただただ、ヒマ、だった。
そこで思った。
やはり私はマーケティングとかの方が、シックリくる。
講習の内容をけなしてる訳ではありません。
誤解のなきよう。