「みんなが利益を得られるオートメーションを実現する制御家」 ふくまつよし です。
いま取引先の工場が定期検査中で、
ここぞとばかりにハードやソフトのメンテをしています。
私は化学プラントにからむことが多いのですが、
化学プラントはそもそも危険なところでして、
バルブ(弁)の開閉には気を使います。
空いてたら赤色、閉じてたら緑色、
危険な方をキツイ色にする。
はたまたバルブ本体には掛札で開閉を表示したりします。
あるプラントでは、開閉という文字にも気をつかってて、
あけ、しめ、とひらがなで表示します。
これも安全のためだよなって考えてると・・・
ドーン! (゚∀゚)キタコレ!!
補足)笑ゥせぇるすまんの決めゼリフ!
ヒラメキました。
「コトバは文化!」
説明しますね。
化学プラントでは安全のために、
危険なものを赤色、安全なものを緑色、
って書きましたが、
これ、
食品工場いくと真逆になります。
正常に動作してて、通常開いているバルブなら緑色、
なのに閉まっちゃったら赤色、
ようするに正常時を通常状態にします。
食品工場のオペレーターさんって、
設備や装置のこと詳しいわけではなく、
直感で、
緑ね!オッケー!
ってわからないといけないんです。
実は道路でも似たようなことがあります。
一旦停止の交差点で、優先じゃない側には、
とまれ
って地面に書いてます。
これ、一時期は
止まれ
だったんです。
なんで漢字からひらがなにしたかというと、
漢字だとドライバーが認知するのに、
ひらがなより時間がかかる
だからだそうです。
色、ことば、
それぞれ、いろんなシチュエーションで使われますが、
使う場所ごとに、意味が違うことがある。
これ、営業なんかではとても重要です。
自分の基準と、相手の基準は同じじゃない
お客さん毎にも、基準は同じじゃない。
でね!
「表現のヲタクになろう!」
ってこと。
たまに、自分の基準を押し通す人がいます。
自分が施主ならイイですが、
営業ならマズい。
相手のコトバ、
相手の文化、
相手の人生、
いろいろありますが、
相手に合わせないとダメ。
お客さん毎に違ったりしますので、
めんどくせーな!
って思うかもしれませんが、
逆に、お客さん独自の文化に沿った会話をしたら、
おっ、こいつわかってんな!
ってなると思いますよ。
私もこれで何度も救われたことがあります。
いまでは、ローカル言語のヲタクです。
それが楽しみだったりもしますが。
あなたは、相手のコトバで話してますか?
今一度、ご確認あれ。
今回はここまで。
アジュー!
追伸
今回のご挨拶は「ノルウェー語」でした。
追・追伸
みんなが利益を得られますように(^_-)-☆